関西空港への鉄道でのアクセスはJR西日本と南海電鉄が受け持っており、JRは広いネットワークを生かして281系による特急はるかを京都、更に一部は米原へ直通していますがなにわ筋線が具体化してきたことで更に新しいルートが期待出来、南海共々広域輸送が期待出来そうです。なにわ筋線が開業するのはかなり先なのでその頃には281系に代わる新たな「はるか」用の特急車が出来ているかも知れませんがブルネル賞を受賞した281系と同等の設備を維持してほしいです。
現在の「はるか」は京都〜関西空港間をJR京都線・梅田貨物線・大阪環状線・阪和線・関西空港線経由で結んでいますが趣味的には面白いルートであり、全区間乗ってみる価値はあります。特に梅田貨物線〜大阪環状線の区間は特急が走るとは思えないような所を通過していくのでより楽しめ、列車には乗らずに福島の踏切で通過を眺めるのも良いです。
「はるか」が環状線内を走るのは西九条〜新今宮〜天王寺間だけですがこの区間は関空快速も走っているので空港アクセス列車だけを狙った撮影も出来、281系は勿論223系・225系も趣味的に面白い車両なので狙う価値があります。「はるか」は6両編成が基本ですが付属編成を連結した9両編成による列車もあり、先頭同士の連結部は通り抜け出来ないものの関空快速より1両長い編成は迫力を感じます。関空快速は8両編成と言っても紀州路快速を連結しているので実質4両編成ですが・・・
写真は弁天町で撮影した281系6両編成の「はるか」ですがこの駅も交通科学博物館が無くなってから寂しくなってしまったと感じており、京都鉄道博物館の分館という形で資料館として残してほしかったです。幸いにも「はるか」は京都鉄道博物館の近くを通るので博物館との関わりは残っていますが京都駅からは距離があるので市バスか京阪京都交通バスで移動する必要があり、弁天町の時みたいに気軽に行くことは出来なくなりました。最も「はるか」は関空快速とは違って弁天町には停車しませんでしたが・・・