「民営化後も御堂筋線を支える30000系と21系」
Osaka Metroグループ・北大阪急行電鉄
今日は大阪市交通局最後の日ですが市電で幕を開けた大阪の市営交通が約114年の歴史に幕を降ろすので大きな一日であり、私も御堂筋線を中心に乗車を楽しんで来ます。市営交通最後の日は早くから乗車を楽しむ考えで、ブログの記事も市交にすると決めていたのですが16日(金)より勤務先が江坂近辺になったため毎日御堂筋線が使えるようになり、撮影枚数が当初の予定より増えてしまいました。

(2018.3.17 西中島南方にて撮影)
御堂筋線は中津付近から江坂を経て北大阪急行南北線の千里中央付近まで地上を走りますが数少ない相対式ホームの西中島南方は車両の記録に適しており、編成だけでなく1両ずつの撮影も楽に出来ます。写真は30000系第06編成ですがこの編成は側面に市営地下鉄のシンボルマークとして長年に渡り親しまれたコマルマークがある最後の新造車であり、撮影出来たのは嬉しいことでした。

(2018.3.17 西中島南方にて撮影)
天王寺へ向かう30000系第06編成です。西中島南方を発車すると直ぐに淀川を渡り、地下に潜って中津に到着しますが朝や夕方以降にはその中津発着の列車が存在し、地上を全く走らない小運転列車になっています。

(2018.3.17 西中島南方にて撮影)
淀川を渡り西中島南方に到着する21系第01編成の新大阪行きです。日中の御堂筋線は中百舌鳥〜千里中央間の全線通し列車(北急線直通)と天王寺〜新大阪間の区間列車が交互に運行され、両方の系統が発着して本数が多く、更に地上(高架)の相対式ホームである西中島南方は一番撮影に適していると言えます。

(2018.3.17 西中島南方にて撮影)
最後は21系第01編成と30000系第05編成の並びです。この日は阪急をメインに撮影していたため滞在時間は短かったのですが発着する市交車は21系と30000系だけで10系・10A系は全く姿を現さず、主役が交代したことを実感しました。その10系ですがゾロ目の1111を含む第11編成は民営化後も引き続き活躍することが決定し、先は長くないと思われますがOsaka Metro仕様になった1111にも期待したいです。