首都圏の大手私鉄で区間○○という種別というと東武の区間準急と区間急行が真っ先に思い浮かぶ私ですが現在はどちらも朝と夕方以降の運行になり、記録するのが難しい種別になってしまいました。表示の色は区間急行が赤、区間準急が緑ですがダイヤ変更の度に勢力を増しつつある近鉄も区間準急は緑であり、東西関係無く区間準急は緑が基本なんだなって感じてしまいました。ただ過去に存在した小田急の区間準急は水色でしたが・・・

(2018.9.16 牛田にて撮影)
東武の区間準急は1997(平成9)年3月25日のダイヤ変更で設定され、当初は北千住〜南栗橋間での運行がメインでしたが北春日部行きも少数ながら設定があり、イレギュラーながら20年以上運行が続くロングセラー列車になっています。浅草発の列車は北千住まで各駅に停車し、複々線区間のみ準急運転して新越谷からまた各駅停車に戻ってしまうので急行線を走る普通電車みたいなものであり、ホームに面した所を全く通過しないので優等列車らしさがあまり感じられません。

(2018.9.16 牛田にて撮影)
撮影した列車は浅草21:22発の3803レで、11456F+11266Fが充当されましたが4+2の6両編成はかつての準急(現区間急行)を思い出させてくれるので良く、リニューアル車や11267F(シングルアームパンタ搭載車)が充当されることもあるので狙う楽しみがあります。4+2は11480Fと11267Fで組むこともあり、珍車同士の組み合わせは近鉄顔負けって思ってしまうこともありますが実現する可能性は極めて低く、私も一度も撮影したことがありません。