近畿圏の私鉄では2025大阪万博誘致の宣伝を積極的に行い、近鉄では9820系EH26と2800系AX08にラッピングを施していますが阪奈間で主に使われるEH26は阪神線にも直通し、幅広い活躍を見せています。阪急や北急では一部の編成にヘッドマークを取り付けていますが近鉄では副標の取り付けは無く、顔狙いでいくとノーマル編成を撮影しているのと変わらなくなってしまうので気を付けないといけません。

(2018.9.1 枚岡にて撮影)
尼崎行きの区間準急に充当される9820系EH26です。最近フルカラーLEDへの更新が進むシリーズ21ですが同編成はまだ3色LEDで、万博誘致のラッピングが施されているうちにフルカラー化されるのかが気になるところです。在来VVVF車も1233系VE38から順次液晶ディスプレイの取り付けが進み始めましたし・・・

(2018.9.1 枚岡にて撮影)
近鉄車のラッピングは側面中央部に施され、そこだけが目立っていますが宣伝効果はかなりあり、阪奈間だけでなく京奈間、京橿間に入った時も抜群です。区間準急での姿は阪奈間でないと見ることは出来ませんが土休日は上下共に阪神なんば線直通なので狙いやすく、EH26のほかオリックスレンタカー(EH21)やKIPSカード(EH24・EH25)の各ラッピング車もいるので楽しみが多いです。