大和路快速で活躍する奈良の221系も既に全編成が体質改善工事を終え、223系や225系が入らない中で車両のグレードアップを図ったなと感じられましたが残念なのはまだ6両編成が残っていることで、これを奈良線のみやこ路快速か和歌山線直通の高田快速に回して4両固定車を大和路快速の増強用に回せれば8両編成の列車を増やすことが出来ると思うので考えてほしいです。4+4でも6両編成に比べたら輸送力は大きく、阪和線から環状線に直通してくる223系や225系と同じ組み合わせなので十分貢献出来ます。

(2019.2.9 加美にて撮影)
大和路線を走る221系8両編成の大和路快速です。この路線は最大8両までなので貫通編成は他編成と連結することは無いのですがこの編成(NB802、クハ221-31ほか)は網干総合車両所からの転入車であり、網干時代に取り付けられた前面の転落防止幌が転入車である証です。

(2019.2.9 加美にて撮影)
NB802の両先頭車(クモハ221-31、クハ221-31)にある前面の転落防止幌は網干時代に12両編成を組んでいた名残で、奈良へ来てからも撤去されずに残してあるので「いずれ網干へ帰るのかなぁ?」って思ってしまいますが将来の短編成化を考えて残している可能性もあり、興味深いです。奈良の221系8両貫通編成は大和路線と環状線のみの走行で、奈良線や和歌山線には入線しませんが平日は大和路快速と区間快速、土休日は大和路快速に多く充当され環状線内では外回りの大阪→天王寺(区間快速は天王寺→大阪→天王寺)で表示を「O普通」に変えるので見所があります。