阪奈間を走る近鉄の快速急行は多くが阪神線へ直通し、神戸三宮〜近鉄奈良間での運行が主体になっていますが日中は6両編成での運行が多く、3編成ある阪神1000系のラッピング車も充当されます。阪神車の6両編成は輸送力が小さいので出来れば避けたいところですがラッピング車が面白いのでつい狙ってしまい、相互直通10周年(HS60)か台湾(HS58)が来たらラッキーです。

(2019.3.30 額田〜石切間にて撮影)
近鉄奈良行き快速急行に充当される9820系EH23です。何の装飾も無いノーマルのシリーズ21ですが真っ白の前照灯とシングルアームパンタが良く、新造が終わってしまったのが残念です。次期新型車両も車体はシリーズ21をベースにして最新技術を多く採用した車両になれば個人的には嬉しいです。

(2019.3.30 額田〜石切間にて撮影)
9820系は快速急行から普通まで幅広く活躍し、阪奈間では見る機会が非常に多い車両ですが行先表示のフルカラーLED化はまだ始まっておらず、早く始めてほしいと思っています。既に3220系と9020系で見ることの出来るフルカラーLEDは3色LEDに比べて鮮やかで見やすく、9820系と5820系は冷房使用時に「弱冷車」を表示することがあるため夏前には始めてほしいです。無理とは思いますが・・・