阪神電車の最長編成は近鉄との相互直通運転が開始された2009年3月20日以降10両編成になりましたがそれまでは19m車の6両編成であったため「大手私鉄なのに短編成だなぁ」って思ったこともあり、西宮の長いホームを持て余しているのを見る度に「阪神線に長い編成の列車が走る日が来るのか?」って思ったこともありました。現在10両編成の運行が行われているのは阪神なんば線だけですが本線も長編成列車を受け入れるため快速急行停車駅でホームの延長工事を行っており、神戸三宮など一部の駅では完了しているものの延長部分には入ることは出来ず、長編成が来るまではまだ時間がかかりそうです。(ちなみに本線は近鉄車8両編成までの対応です)

(2019.6.1 石切〜額田間にて撮影)
近鉄線内を走る9000系HQ10ほか10両編成の神戸三宮行き快速急行です。阪神車の10両編成は奈良方に1000系の2+2を連結した組み合わせだけですが9000系と1000系が組むとデザインが大きく異なるので見所があり、連結部を含めて撮影するのも良いです。

(2019.6.1 石切〜額田間にて撮影)
HQ10の奈良方に連結されていた1000系の2+2はHT05+HT02で、最後部のTc車は1602でした。2両固定車にはパンタグラフを2基備えるMc車があり、前パン+幌付きの前面は近鉄車のようで良いのですが増結運用の時は中間に入ってしまうため撮影が難しいのが難点です。

(2019.6.20 鶴橋にて撮影)
そして最後になりますが平日夕方の10両編成快速急行にHS54が充当されていたので無理やりですが撮影しました。奈良方の2+2はHT08+HT01でしたが前面にも装飾を施している1204が中間に入ってしまうと撮影が難しくなる上に貫通扉のヘッドマーク(ステッカー)も見ることが出来ないのでガッカリであり、「これと台湾ラッピングの1208は中間に入ってほしくないなぁ」って思ってしまいます。