縦向きで撮影したあべのハルカスをバックに走る阪堺501形の写真を使って記事を作成した際、「そう言えば今年のゴールデンウィークに松虫付近でモ501形とモ351形を撮影したなぁ」って思いこれから気の向いた時にこの2形式を記事にしていこうとも思いました。どちらも南海時代に造られた車両で側面の窓の形状に昭和の南海電車らしさを感じますがその中でもモ501形は平行カルダン駆動を採用した高性能車で、2年前に還暦を迎えたものの冷房を搭載しておりまだまだ元気です。

(2019.5.4 阿倍野〜松虫間にて撮影)
上町線の併用軌道区間を走るモ503です。阪堺電車では当たり前の存在である岡崎屋質店の全面ラッピング車ですが昭和30年代に生まれた車両にこのラッピングはインパクトがあり、一度見たら忘れられません。

(2019.5.4 松虫付近にて撮影)
併用軌道から専用軌道に入る手前でもう1枚撮影しました。ここでもあべのハルカスをバックに撮影することが出来ますがこの時は縦向きでの撮影はしておらず、車両メインで狙いました。最後になりますが還暦を迎えた時にはあった前面の「ワンマンカー」の表示は撤去されており、代わりに「補助ステップ車」の表示が追加されて2年前とは雰囲気が変わっています。