1962年の登場以来50年以上に渡り高野線系統で活躍を続けてきた6000系ですが遂に置き換えが始まり、高野線初の8300系である8713F(2両固定)と8312F(4両固定)が9月中頃に近畿車輌から和歌山市へ甲種輸送されました。現在は更に8313Fと8314F(いずれも4両固定)も南海入りしているので6000系の廃車が本格化するのは避けられず、まだ数が多いうちに撮影しておいた方が良いです。

(2019.8.16 河内長野にて撮影)
近鉄長野線のホームから撮影した6000系です。先頭は6017Fのモハ6018ですが中間のサハ6601形2両(6613・6614)は初代1000系から流用した標準ミンデン台車(FS355)を履いており、7000系がいなくなった今では南海で唯一標準ミンデンを採用している車両になっています。

(2019.8.16 河内長野にて撮影)
撮影した列車は千代田から林間田園都市か橋本へ向かうと見られる回送で、停車せずに行ってしまいましたがオール6000系の8両編成は見た目が良く、もう一度撮影したいって思えました。後ろ4両は6005Fで、こちらは4両全車がS形ミンデン台車を履いていますが前面貫通扉の窓が大きく、Hゴム支持なのが特徴です。