「KIPSカードのラッピング車だった頃の近鉄9820系EH24」
近畿日本鉄道(奈良・京都・橿原線系統)
27日(月)より発売が開始された大阪・京都・奈良の2府1県の近鉄線が1日乗り放題になる「近鉄1dayおでかけきっぷ」は1000円(こども500円)で、非常に安い価格設定に私は驚きましたが特急券との併用で特急も利用可能なので凄過ぎであり、青の交響曲が走る南大阪線・吉野線は全線がフリー区間内なので乗車券代を抑えつつグレードの高い列車を利用出来ます。大阪難波〜近鉄奈良間の「ひのとり」も特急券との併用で利用出来るので80000系の乗車にも持ってこいと言えますが充当列車が少なく、明るい時間帯に走るのは平日・土休日共に1本だけなので難易度が高いです。

(2016.11.19 富雄〜学園前間にて撮影)
1000円の1dayおでかけきっぷが利用出来る2府1県の近鉄線はラッピング車や復刻塗装車も多く走るので見所があり、撮影ポイントも多くあるので乗車と撮影を楽しむのに都合が良いですがシリーズ21のラッピング車は数年前に比べると減少した感があり、3編成いたKIPSカードのラッピング車もいなくなってしまいました。その3編成とは9820系EH24とEH25、そして5820系DF52でしたがEH25以外は6両全車にラッピングが施されており、宣伝効果は抜群でした。

(2016.11.19 富雄〜学園前間にて撮影)
撮影した列車は近鉄奈良行き区間準急で、全車にラッピングが施されているのでEH24であることがわかりますがKIPSのラッピングは現在5800系DH04に引き継がれ、引き続き阪神線内でも見ることが出来ます。2編成いた難波・奈良線を走るKIPSのラッピング車は1編成に減少し、そのラッピングも1両おきになってしまったので寂しくなってしまいましたが阪神線内の走行が見られるのは趣味的に有り難く、その他のラッピング車や復刻塗装車も狙えるので楽しみはまだまだ多いです。