1253系VC60の種別・行先表示がフルカラーLED化されたことで今後の動きがより気になるようになった近鉄大阪線のVVVF車ですが1437系や1620系等他の形式にも目を向けるとLCD(車内表示器)を設置した編成が増加していることがわかり、近鉄一般車もやっとLCDが主流になってきたなって思いました。LCDは1画面で千鳥配置ですが2画面に出来るようにスペースが確保されており、名古屋線所属の1233系VC42では準備工事も施されているので2画面化も期待しているものの実現する可能性は低いと感じており、2画面になったら素直に喜びたいです。

(2018.11.25 長瀬〜弥刀間にて撮影)
高安ローカルに充当される1620系VF41です。同系唯一の6両固定車であるこの編成は長らく車内表示器・ドアチャイム共に設置されていませんでしたが現在はLCDが千鳥配置で設置され、一気に格が上がったと感じられました。撮影した列車は885レ(大阪上本町8:24発高安行き)ですが現在は883レ(上本町8:25発)として運行されており、時刻表で調べると小さな違いがわかって面白いです。

(2020.9.12 長瀬〜弥刀間にて撮影)
次は五位堂行き区間準急に充当される1620系VG21です。大阪方に定期検査上がりで非常に綺麗な1253系VC55を連結していたのですが撮影後直ぐに上り普通が来てしまったため後追いが撮影出来ず、綺麗なVC55は記録出来ずに終わってしまいました。撮影した列車は大阪上本町12:15発の7261レですが日中の下り区間準急は五位堂行き、大和朝倉行き、榛原行きが各1本ずつで、五位堂行きの列車は同駅到着後折り返し大阪上本町行き普通になります。