名古屋〜桑名間の移動は近鉄とJR東海の2社が選べ、運賃はJR、列車本数の多さは近鉄とどちらも良い所がありますが近鉄が発売している桑名特割きっぷを使用するとJRとの運賃差は60円に縮まるため近鉄がかなり有利になると感じており、このきっぷの存在は大きいとも感じています。私は近鉄週末フリーパスを使って大阪上本町から乗車することが多いのでこの区間は近鉄の一択ですが6両編成の急行が毎時3本あるのは有り難く、ロングシートとクロスシートを選べるのも良いと思っています。

(2020.8.21 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)
近鉄蟹江付近を走る1233系VC42ほか6両編成の急行です。名古屋方のVC42はLCDの車内表示器が設置されており、名古屋線所属の非ワンマン車では初のLCD設置車になりましたが2画面化出来るように準備工事が施されており、早く2画面化して広告やニュース等を流せるようにしてほしいです。

(2020.8.21 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)
撮影した急行は松阪10:32発の4032レで、メインのトイレ付き編成は5211系VX12でしたが名古屋〜松阪間では所要時間こそJRの快速みえに軍配が上がるものの本数では近鉄の急行が勝り、運賃も名古屋〜桑名間と違って近鉄の方が安いので有利なのは近鉄だと言えます。2018年3月のダイヤ変更で南が丘と桃園が停車駅に加えられ、江戸橋〜伊勢中川間が各駅停車になったため前よりも遅くなった印象はありますが所要時間は南が丘・桃園通過時代とそれ程変わっておらず、速達性は十分だと思っています。