近鉄志摩線の撮影ポイントの一つである船津カーブは通過する列車が2両から8両まで多彩で、見ているだけでも面白いのですが単線区間であるため複線区間とは違った感じで撮影が出来、カメラがあれば楽しみが倍増します。このカーブを通過する特急車は汎用形から50000系「しまかぜ」まで多彩で、甲特急が走る土休日は続行運転も見られるので狙う楽しみがありますが単線区間で同じ方向へ向かう列車が2本連続で通過するのを見ると「ローカル線とは思えない運転間隔だな」って思ってしまい、凄さを感じられます。

(2020.8.22 志摩赤崎〜船津間にて撮影)
賢島方面から来た12410系阪伊乙特急です。列車は賢島10:00発の7004レで、この日はNN12が充当されましたが同編成とNN11は旧塗装のままB更新と喫煙室設置が行われ、後から新塗装になったため短い期間ではあるものの旧塗装・喫煙室有りで走る姿が見られ、今思えば貴重な姿だったと感じています。

(2020.8.22 志摩赤崎〜船津間にて撮影)
次は賢島へ向かう22000系4両編成です。喫煙室の有るモ22400形が先頭であるため一見阪伊乙に見えますが実は京伊で、京都8:15発の801レです。この日はAL14が充当されましたが片道195.2kmを走る列車であるため全座席にコンセントを備えた22000系の充当は有り難く、4両固定車はバリアフリー対応設備もあるためレギュラーシートで比較するなら23000系より上ではって感じることがある程です。