「名伊間急行で活躍する近鉄5200系&1430系」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
名古屋線系統で活躍する5200系列は主に急行を主体とした運用に就いており、「これが5200系列の正しい使い方だな」って思うこともある私ですが急行主体ということはそれ以外の種別に充当されることが少ないわけで、それを探すのが趣味的に面白いです。急行をメインに活躍する車両のイレギュラーな運用は見所があり、特に名古屋近辺では見ることの出来ない普通運用は狙う価値がありますが本数が少ないため楽ではなく、撮影したって話を聞いたら「凄い!」って思ってしまいます。

(2019.4.29 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)
宇治山田行きの名伊間急行に充当される5200系VX08ほか6両編成です。3扉転換クロスシートの5200系列は伊勢方面へ向かう急行に向いており、更に名伊間列車はJR東海の快速みえとの競合があるためクロスシート車が多く充当されるのは納得ですが6両編成が多いのに5800系DF11やDF13のような6両固定車が配置されていないためロングシート車を含む編成になってしまい、クロスシートに座りたいって思った時は気を付ける必要があります。

(2019.4.29 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)
名古屋方に連結されていたのは1430系VW33でした。この形式はVW31〜VW34までの4編成が該当しますがほぼ信貴線専属になっている大阪線のVW31・VW32に対し名古屋線のVW33・VW34は急行の増結にもよく使われるため伊勢方面へ顔を出すことも多く、「同じ形式なのに大阪線と名古屋線で扱いが違うなぁ」って感じる程です。非ワンマン車でここまで扱いが異なるのも珍しく、何か理由があるのかって思うこともある程です。