主に大阪上本町〜五十鈴川間で運行されている阪伊間急行は全区間6両編成で運行される列車も多いですが名張〜五十鈴川間のみ4両編成で運行する列車もあるほか中には全区間4両編成で運行する列車もあり、調べてみると結構面白いです。片道100kmを越える長距離列車であるため充当されるのは2610系等のトイレ付き車両に限定され、L/C車もクロスシート状態で充当されますが5200系による列車は3月のダイヤ変更で減少し、日中はゼロになってしまいました。

(2020.3.27 斎宮付近にて撮影)
4両単独で山田線を走る2610系X18です。撮影した列車は大阪上本町7:31発の725レで、名張までは6両編成で運行されますが平日の午前中は大阪方の輸送力を確保するために増結車が必要なためか名張〜五十鈴川間を4両編成で運行する急行が何本かあり、普段より短い編成で通過している姿を何度も見ると「阪伊間急行も格が落ちたな」って感じることもあります。

(2020.3.27 斎宮付近にて撮影)
平日の725レは土休日の723レに相当する列車で、五十鈴川到着後は同駅10:18発の1020レで折り返しますが土休日は先行の721レ(大阪上本町7:06発)が折り返し1020レになる関係で回送入庫になり、そこが異なる点です。4両編成の列車は2610系か5200系のどちらかしか充当されませんが明るい時間帯に見られる5200系の4両単独は土休日に名張〜松阪〜明星間を走る1本だけしか確認しておらず、この列車は松阪までは快速急行で運行するものの同駅から先は回送になるため近鉄アプリの列車走行位置は松阪到着の時点で消えてしまい、斎宮付近など回送区間で撮影する場合は通過時刻を読む必要があります。