伊勢中川〜賢島間を通し運行する普通電車は2両ワンマンが基本で、乗務員室直後に運賃箱と運賃表示用のLCDがあるのが特徴ですがかつては無人駅において開く扉を限定する扱いを行っていたことがあり、不正乗車対策がしっかりしてるなって感じていました。現在は無人駅でも全ての扉が開閉し、信用乗車方式になっていますが限定扱いを止めたのは全駅がIC乗車券対応になったためと見られ、確認作業の簡略化に踏み切ったと見られます。

(2019.8.17 伊勢市〜宮町間にて撮影)
伊勢市付近のカーブを走る1440系VW37の伊勢志摩ローカルです。見た目は1259系と変わりませんがこちらは三菱VVVF車であり、起動・停止時の音が異なる上に3編成のみの少数派であるためこちらが来たらラッキーと言えます。その中でもVW38は三重交通時代の塗装を再現した復刻塗装車になっているので尚更そう言えます。

(2019.8.17 伊勢市〜宮町間にて撮影)
1440系はVW40・VW38・VW37が該当し、全編成が1437系を種車としていますがVW41以降が存在するにもかかわらず若番のVW37・VW38が選ばれたためややこしくなっており、「VW41とVW42にしておけばわかりやすかったのに・・・」って思うこともあります。VW37が1440系化されたことでモ1437はモ1440形に、ク1537はク1540形になってしまい形式の由来になった1437が別形式になってしまう結果になっており、14XX系の関係が複雑になる結果にもなってしまっているので困り物です。