大阪難波〜賢島間を走る阪伊乙特急は23000系伊勢志摩ライナーを充当する列車もあるものの汎用形の列車の方が圧倒的に多く、2+2の重連も見られることがあるため狙う楽しみがありますが12200系の2両固定車(N編成)が定期運用から外れたことで2+2の重連は確実にコンセントの有る車両が充当されるようになり、当たり感が強くなった気がしています。2両固定車はバリアフリー対応設備を持っていないので広いトイレは無く、重連では喫煙室が1箇所締切扱いになるのでデッドスペースが出来てしまうのが難点ですがシートピッチは22000系で1000mm、22600系だと1050mmあるので快適性は高く、阪伊乙利用時はこれを狙うのも良いです。

(2020.6.20 恩智〜法善寺間にて撮影)
大阪線を走る22600系重連の阪伊乙特急です。AT同士の重連は塗装変更前にも見たことがありましたが旧塗装時代は22000系のリニューアルがまだ行われていなかったためこの組み合わせが重連では一番の当たり編成で、客室内完全禁煙+コンセント有りだったのでラッキーでした。

(2020.6.20 恩智〜法善寺間にて撮影)
撮影した22600系重連の阪伊乙は大阪難波10:10発の7003レ(賢島行き)ですが片道176.9kmを走る列車に2+2の重連というのは違和感があり、「バリアフリー対応設備のある4両固定車なら長距離特急らしく感じられるのに・・・」って思ってしまいます。2+2の賢島行き阪伊乙は本来23000系が充当される6903レ(大阪上本町9:13発)でも見たことがありましたが代走スジとは言え重連を充ててくるとは思ってもいなかったので驚いてしまい、「凄い代走が来たもんだ」って思ってしまいました。