「名阪甲特急からの撤退が決定した近鉄21000系」
近畿日本鉄道(特急・団体用車両)
2月13日(土)より名阪甲特急の全列車が80000系「ひのとり」で運行されることになり、21000系・21020系は完全に主役の座を降りることになりましたが主要駅停車の乙特急を引き続き受け持つため名阪間の顔であることには変わりなく、これからも名阪間輸送に貢献していってほしいです。21000系はB更新、21020系は車体更新の時期に入っているため今後大掛かりなリニューアル工事に入ると見られますがレギュラーシートへのコンセント設置は行ってほしいと思っており、車内表示器のLCD2画面化も出来れば行ってほしいです。

(2020.11.23 法善寺〜恩智間にて撮影)
恩智第5号踏切道付近を走る21000系6両編成です。撮影した列車は近鉄名古屋9:00発の059レで、津から鶴橋までノンストップで運行する列車ですが数年前だったら当たり前のように乗車することが出来た近鉄四日市・名張通過の21000系特急も間もなく乗れなくなるのかと思うと寂しさが感じられ、2012年3月ダイヤ変更以前に名古屋から鶴橋までノンストップで走っていたのが嘘のようです。

(2020.11.23 法善寺〜恩智間にて撮影)
この日の059レはUL07が充当され、大阪難波到着後は折り返し012レで再び名古屋へ向かいましたがこのスジも2月13日からは「ひのとり」になるためULでの運行もあと1か月で終了し、世代交代が完了します。21000系は甲特急撤退を前に前照灯のLEDライト化が始まり、21020系のような白いライトを点灯させて走る姿を見る機会が多くなりましたが4灯化はされていないのでスッキリし過ぎな感があり、再リニューアル時に4灯化して頂きたいと思っています。