先月12日(金)をもって定期運用を終了した12200系ですが最後まで特急で活躍した3編成(NS39・NS49・NS51)のうちNS49が車番・塗装を変えずに「あおぞら?」に転用され、特急色+あおぞら?表記という今までに無い姿が見られるようになりました。これから15200系(PN)化されると見られますが特急色は維持してほしいと思っており、見た目12200系のままの「あおぞら?」として今後も活躍していってほしいです。

(2020.10.25 宮町〜伊勢市間にて撮影)
12200系の定期運用が終了したことで標準軌路線の汎用形特急車はサニーカーが最古参になりましたが塗装変更、喫煙室設置、そして温水洗浄便座の設置が行われているため当面は活躍が続くと見られ、安心して撮影や乗車が楽しめそうです。赤幕が特徴の12600系はサニーカーの中でも最後に登場しており、B更新時に座席モケットを青系のものに張り替えているため他の近鉄特急には無い雰囲気を感じられます。

(2020.10.25 伊勢市〜宮町間にて撮影)
昭和生まれの汎用形同士の組み合わせもサニーカーが塗装変更してからは新旧混成に見えるようになり、引退する車両と引き続き活躍する車両の差を感じましたがこの組み合わせの特急も今は見られないので「撮影しておいて良かった」って思い、ホッとしています。撮影した列車はどちらも名伊乙で、1枚目は近鉄名古屋9:50発の913レ、2枚目は鳥羽11:40発の1112レですがどちらも組み合わせは鳥羽方からNN51+NS51で、偶然にも電算記号がどちらも51で揃っていました。更にNS51は昔の色合いを再現した復刻塗装車なので良い記録になりました。