奈良・京都・橿原線系統で見られる阪神非対応車による6両編成は大阪・京都方から2+4の組み合わせを基本とし、逆組成も度々見られますが綺麗な組み合わせになることは滅多に無く凹凸のある組み合わせが当たり前です。2両側は1233系等のVVVF車が主体ですが4両側は古参の8000系列からVVVFの1026系まで幅広いため何通りもの組み合わせが実現し、趣味的に面白いです。

(2018.10.6 東花園にて撮影)
発車を待つ1252系VE70ほか6両編成の大阪難波行き普通です。パンタグラフを搭載するM車の位置や1両だけ裾の長い車両が組み込まれていることから後ろ4両は9200系FL54であることがわかりますがVE70も1252系の70番台車で唯一阪神乗り入れに対応しておらず、そこも注目点なので今後も組み合わせに関係無く記録していこうと思っています。

(2018.10.6 東花園にて撮影)
そしてFL54が連結されているなら同編成側からも撮影しなければ意味が無く、奈良方に移動して1枚撮影しました。9200系は4編成16両の少数形式ですがFL54以外は大阪線に転属したため東花園で見られるのはこのFL54だけであり、前面に幌の無いク9300形も9304だけなので貴重な存在です。ちなみに大阪線に転属した他3編成は方向転換してク9300形が幌付きになっており、中間に入ることも多くなっています。