神戸線・宝塚線系統では7000系8両貫通編成のリニューアルが完了(?)し、続いて8000系のリニューアルを進めていますが最初に施工された8008Fはシングルアームパンタを搭載する異端児であり、前面の車番移設や種別・行先表示のフルカラーLED化で「新8000系だな」って思わせてくれました。7000系に比べると数が少ないので早く終了しそうですが一部の編成にあったクロスシートはこのリニューアルで無くなることがほぼ決定しており、宝塚線所属車で初のリニューアル車になる8007F(能勢電鉄乗り入れ対応車)はMc8107とM8507のクロスシートがロングシートに変更されています。

(2020.9.5 神崎川〜十三間にて撮影)
神戸本線の特急運用に就く8000系8008Fです。リニューアル前からシングルアームパンタを搭載する同編成ですが額縁スタイルの前面にもこのパンタグラフは似合っていると思っており、リニューアルのメニューに加えても良かったのではって思うこともある程です。

(2021.7.27 十三にて撮影)
7000系のリニューアルでは側扉を窓の大きい物に交換していたため一目で施工済であることがわかり、内側も色の濃い木目調の化粧板を使用したため「良い仕上がりだな」って感じていましたが8000系では側扉の交換は実施されず、化粧板の張替えと複層ガラス化に留まっているため「何で扉交換を止めたんだ?」って思ってしまい、手抜きリニューアルのようにも感じてしまいます。実際には徹底したリニューアルが行われているのでグレードは高く、1000系や7000系リニューアル車にある横長のLCDも設置されているので当たり車両です。