愛佳交通の鉄道は、篠崎線開業という明るい話題で持ちきりでした。
…ですが、ある問題が浮かび上がってきました。
愛佳交通の本線である『愛佳線(愛佳〜夏海崎)』には、
特急『まなか』がありますが、それに使用されているのは1800形という車両です。
1800形電車は、JR東日本183系6連2本を譲り受けたもので、元々は臨時用でした。
…特急車は他に4100形電車がいます。東静高速鉄道4000系と同じ構造の車両で、
車両不足時には、東静高速鉄道から4000系を借りてくれば何とか運行できる と、
踏んでいましたが、一時期借り入れたいときに『4000形の貸出は出来ない』と通達。
『ふざけんな』な状態で1800形電車を導入。不足分を補ってました。
でも、やはり1800形は中古車ながらもしっかりとした特急列車ですし、
何かしらで不満が出てきます。定期列車より臨時列車の方が乗車率が高い て。
『定期まなか号が空席が目立つのに、臨時まなか号は満席に近い状態』とか。
4100形電車は3連で1編成です。それを2本繋いで6連とし、定期列車としていました。
結局、1800形の大幅なリニューアルを行い定期列車に投入しました。
それでも、1800形の老朽化を懸念する声もあるし、特急列車の諸問題も…。
結局、1800形と仕様をそろえつつも、しっかりとした車両を新造する事になった。
そこで製造されたのはN1900形電車である。 編成は6両編成を基本とする。
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△N1900形
JR西日本の『(関空特急)はるか』に使用されている281系電車がベース。
全車普通席(指定席・自由席)で、2両目と6両目にトイレを設置している。
△先頭車(Mc1900)
運転室は『1800形より低く、4100形より高い位置』が特徴といえるが、
真ん中に非常用通路を設けている影響も出てきている。
運転室等が完全に独立しているため、乗務員室(ドア開閉操作などを行う)を
新たに設置し、そこから車掌がドア扱いなどを行うようになっている。
運転室側の乗務員室については、そこから運転室に上がれるよう設計されてなく、
一度通路(通常時は乗務員室と同じ)に出てから運転室へ入りなおすようになり、
若干の面倒が出るようになってしまった。
特急まなか号を専用にして使用される予定で6連3本が製造される予定。

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