昨日のミスターサンデーで特集やってました
空調業者としては気になる話題です
まずその根拠
空調温度17℃〜28℃にしなさいというのは、1972年に労働基準法に定められたそうです。なんと40年前
エアコンの設定を28℃にしてある役所で室温を測ってみると、実際は31〜33℃あります
それからおもしろい実験をしていました
同じ部屋で運動をさせた2人の体内温度(体表でないところがポイント)を測り
その後2人をそれぞれ、24℃の部屋と28℃の部屋に別々にいれます
すると・・・
24℃の部屋にはいった人の体内温度は順調に下がっていくのに
28℃の部屋にはいった人の体内温度は始めの5分くらいは下がりますが、その後は高いままで維持されてしまいます
熱が体外に放出されずに、体内にこもってしまっています
このままだと熱中症になってしまうようです
水を飲ませると、てき面に体内温度がダウン。しかも水を飲んだ後、汗をかき始めるとさらに体内温度が下がってきます
現代人は冷房に慣れ、暑くても汗をかきにくくなっているそうです
ふだんから、汗をかきやすい体にしておくことは大切なんですね〜
結論・・・
節電は必要ですが、体調をくずすほどではいけない
節電を意識しながら、我慢しないでよい程度にはエアコンを使いましょう
エアコンを使わないでも、濡れタオルを巻いたり、水を飲んだりするなど、体を冷やす工夫をしましょう
といったところでしょうか
節電と熱中症、今年はバランスが大切ですね
梅雨明けしたということですが、まだまだ湿度が高い季節
湿度が高いと、汗をかきにくくて、また蒸発により熱を奪ってくれないので、とくに注意が必要ですね
つぶくん
http://www.tsubuku.co.jp

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