ん?なあにこの音・・・???
音のする方に歩いて行くと、行き着いた先は玄関先のゆずりんのケージ・・・
驚いた事に、ゆずりんがこっちを見ながら低〜〜〜い唸り声をあげていたのです。
え?うそでしょ?
車から降ろして家に入れてからの急転直下

の成り行きが、未だに信じられませんでした。
ケージに顔を近付けてみると、最初に会ったときとは明らかに目の色が変わり、耳の位置から体のポーズに至るまで、全て臨戦態勢なんです。
その様はまるで「 オバサン!あたいに何かしたら咬むよ!

」そうシグナルを送っているようにしか見えませんでした。
その時のゆずりんを分かりやすく言うなれば、まあ・・・人馴れしていない野良犬?ってところでしょうか・・・
初めて玄関に入った時すでにシグナルを出していたんでしょうね?

あの・・・表現し難い妙な感じは・・・
気が付かないで何かしていたら、下手をすれば咬まれていたかも知れません。
うっ。。。もしかしてやっちゃった?
その瞬間なっちゃんの顔が浮かび、『 譲渡出来ない赤白シバージョでワン・ツーフィニッシュ!
仮母の預かり人生もこれでオール・フィニッシュ!

』と自虐的な笑いをしてしまいました。
いや、大丈夫よ!あの柿右衛門くんだって卒業出来たぢゃないの!
あ・・・でもダメよね?体の大きさが違いすぎるわ・・・
がっぷりよつに組んだら腕の一本も持って行かれるわね。
ここはした手に出るしかないわ・・・日本政府だって中国に媚びへつらってるぢゃないの・・・
そこで仮母はなだめすかし作戦に打って出たのでした。
「 ゆずちゃ〜〜〜ん?どうしたのぉ〜?初めての所だから怖いのよね?でも大丈夫よ〜」と聖母マリアさまのような、それはそれは優しい声でなだめすかしたのですが・・・

ウウウウウゥゥ〜〜〜
あろうことか!歯茎が見える程に歯をむき出して、輪を掛けて怒り始めたのです。
せっかく
珍しく優しくしてあげたのに・・・ですよ?
はぁ〜?仮母の優しい声がキモかったんじゃないのって?
仮母はその一発で早々とキレてしてまい・・・

言ってはいけない事を口走ってしまったのです。
それは・・・
「 は〜〜そういう態度で居るんだったら、福島の保健所に帰る?」
いけませんねぇこういうコト言っちゃ〜(笑)
動物愛護ボランティアの風上にも置けませんね?
そしてゆずりんは仮母に唸るだけでなく、月組に居る全ての犬に唸るは!吠えるは!・・・もう大騒ぎ引っくり返していました。
ああ〜これはちょっとすぐには譲渡出来ないから、しばらく鬼野訓練学校にでも入って頂きましょうかね〜

最近大人しい子しか預かっていなかったので、閑古鳥が鳴いていたんですよね〜
ということで、ミシュワンガイドで星4,5個
★★★★☆ もらった可愛そうなゆずりんは、鬼野訓練学校の夏期講習を受けさせられる羽目になったのでした。
なっちゃん!?ちょっと肥りすぎぢゃ
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