黒柴の香月ちゃんは、およそ柴犬とは思えないような穏やかさです。
何をされても全く怒りませんし、攻撃性というものがまるでないのです。
人間が大大大好きで、人が側に居ればいつもニコニコご機嫌です。
仮母は最初、こんなに扱い易い柴犬って知らないわ〜と驚いていたのですが・・・
香月ちゃんはブリーダーの放棄犬です。
何度も子供を取られた挙句に、お役御免になって棄てられたんです。
でもねぇ・・・ブリーダーから直で来た割には、あまりにも人懐っこくて???なことがとても多いです。
だいたいこんな年齢まで子供を産ませても採算が取れないと思うんですけど、実際はどうなんでしょうね・・・
で・・・お話はここからです。
ブリーダーの犬ですからもちろん躾けなどこれっぽっちも入ってはいませんでした。
性格的には確かに穏やかなのですが、落ち着いて座っていることも、食事の前に待つことも何も出来ませんでした。
ただただ本能の赴くままに生きて来た・・・そんな感じです。
もし香月ちゃんが保健所の収容犬であったなら、仮母は間違いなく「一般家庭で甘やかされ放題だった犬」とプロファイリングしてしまうでしょう。
そんなことで、このままではあまりにも飼い難いでしょ?と、一応基本的な躾を入れてみました。

約一ヵ月半掛かってやっとのことで一通りは覚えたのですが、一日やらないともう忘れてしまうでしょうね。
まあそれは、年齢的なものを考えても仕方のないことです。
で、ご他聞に漏れずお散歩の仕方も無茶苦茶でした。
ジグザグ右へ左へと動き回りながら歩くので、蹴っ飛ばしそうで危なくって・・・
実際何回か足を踏みましたけどね・・・
←仮母に踏まれたら骨折した?
これはいけません!
早速直しましょう〜と脚側歩行の練習をし始めたのですが、どうも自分が行きたいように歩けないのが気に入らない・・・
「今まで自分の好きなように歩けたのに、どうしてこんな酷い事するの?
だったら私もう歩かないわ!」と思ったのでしょうかね?
練習を始めてから2日目くらいから、歩くのを拒否るようになってしまいました。
うわぁ〜出た〜!
このふてくされたお散歩拒否・・・柴犬ってよくやりますよね?
月丸あにぃも、小さい頃よく動かなくなったものでした。
でもこんなことをしても無駄!

どこだかの優しい黒柴のママさんは動かなくなると抱っこして帰るそうですが、仮母はそんなに優しくはないんですよね・・・
結果、ハーネスを吊り気味にして無理やり歩かせて帰ります。
おほほほほ〜世の中そんなに甘くはないのよ〜
香月ちゃん・・・性格がとってもいい子なのにもったいないわ〜
早くちゃんと歩かないと、幸せが逃げて行っちゃうわよっ!
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