今から2年くらい前の、ある冬の日の出来事です。
お散歩をしていると、一人のビーグル飼い(だったと思います。)さんに声を掛けられました。「 あら〜可愛いわねぇ〜珍しいわ〜スピッツなんて〜

」
何かお返しに褒め言葉を・・・と思い、ビーグル犬をふと見ると、何とお腹に大きな傷跡があるじゃありませんか!?

仮母は驚いて、まだ治り切っていない傷の訳を尋ねました。
するとそのビーグル飼いさんは、待ってました!とばかりに身を乗り出して話し始めたのです。
聞くも哀れ、語るも哀れなその内容とは・・・
ある日、ビーグル飼いさんがビーグル犬を連れて、近所のスーパーの前を歩いていたら、突然!秋田犬がその子目掛けて走って来たんだそうです。

その秋田犬はわき目も振らず、ビーグルのお腹に咬み付きました!
もう、ビーグル飼いさん驚いたでしょうねえ!?
そこへ飼い主が慌てて止めに入ったので、一撃だけで済んだそうですが、物凄い出血ですぐに病院へ・・・
幸いその秋田犬の飼い主は、誠実な方だったらしく、治療費全額と慰謝料
のようなものを支払って下さったそうです。
まあ、そんなの当然ですよね?
何でもその秋田犬は、成犬になってから譲渡してもらったらしく、飼い主のご婦人はワンコの躾にとても自信があり、ご主人の反対を押し切って譲渡して貰ったそうです。
そんな関係でご婦人からは「 この事は主人には絶対に内緒でお願いします。」と言われたそうです。
これじゃ慰謝料と言うよりは、口止め料ですよね?
じゃあなぜ躾に自信があって、秋田犬を譲渡して貰おうか・・・なんて言う程の人が、他人のワンコにそんな事をさせてしまったのでしょうか?

ヒントは
冬・・・
この後は、ビーグル飼いさんのあまりに長い文句のため、続きはまた明日・・・